I.Fさん

誰かが困ってたら、自然に手が伸びる。
そんな職場だから10年以上、
続けてこられました
2011年入社/手配チーム
I.Fさん

派遣からスタート。きっかけは"面接の雰囲気"でした
入社のきっかけを教えてください。
入社したのは2011年の、ちょうど東日本大震災が起きる少し前のことでした。最初は派遣社員として登録して、紹介されてこの会社にきました。面接してくださった上司がすごく印象が良くて、「ここで働いてみたい」と思いました。
実際、この会社は派遣からスタートして正社員になる人も多いです。私も2年ほどして、当時の上司が産休に入るタイミングでチームが再編成されることになり、その人員補充のタイミングで社員登用されました。
「ちゃんと頑張れば評価してもらえる環境なんだ」と思ったのを覚えています。

電話から始まる仕事。少しずつ慣れていけば大丈夫
入社を迷ったり、不安だったことはありましたか?
当時は今と少し違って、最初は「電話をかける側」からスタート。業務に慣れてきたら、お客様からの「電話を受ける側」になっていくという流れでした。
「電話対応なんて自信ないかも...」という不安もありましたが、1ヶ月くらいで慣れる方が多いと思います。実際、私もそうでした。
今いる部署は手配チームで、陸送のルートを組んで車の輸送手配を行う業務がメインです。電話対応だけでなく、スピード感と柔軟な判断力が求められる仕事なので、3ヶ月くらいでなんとなく全体の業務内容が掴めるようになるイメージですね。
馴染みのない車業界。でも、意外と知識は不要でした
車業界は未経験だったそうですね。
はい、車のことはまったく詳しくなかったです(笑)でもこの仕事は、「この車種が何馬力で...」みたいな知識は必要なくて、それよりも「どうやって配送会社さんを組み合わせてルートを完成させるか」というパズルみたいな発想が求められます。
手配業務は「最適な組み合わせ」をつくる仕事。例えば「富山で引き取った車を名古屋まで運んで、その後は船で移動して、到着地からはまた別の会社が陸送する」といったように、複数の協力会社さんをつないでルートを設計するんです。
慣れてくると、「あのエリアならあの業者さん」「このルートならこの会社が安くて早い」など、頭の中に自然と情報が蓄積されていって。それを活かして、ベストなルートを見つけたときはちょっとした達成感があります。
町の車屋さんとの距離が近いから、名前も覚えてもらえる
お客様とのやり取りでやりがいを感じる瞬間は?
私たちキャリア・メッセは町の車屋さんや小規模な個人店のお客様も多いです。だからこそ、名前を覚えてもらえたり、電話の最初に「今日も暑いね〜」なんてちょっとした雑談ができたり。
業務としてはしっかり対応しつつ、お客様と近い距離でコミュニケーションが取れるのは、この仕事ならではの魅力だと思います。

手配+経理。珍しい二刀流のポジション
現在は経理の仕事も担当されているそうですね。
はい、手配業務をしながら、月初は経理のアシスタント業務も担当しています。これはちょっと珍しいパターンかもしれません。もともと、以前の上司が行っていた業務をサポートする形で入ったのがきっかけで、気づけば二刀流に(笑)
効率よくやらないとどちらも中途半端になるので大変な面もありますが、社内でも信頼して任せてもらっていると感じられて、やりがいにもつながっています。

10年選手が半数以上。"人間関係がいいから続けられる"
職場の雰囲気はどうですか?
何よりも、人間関係がすごく良いです。これまで10年以上働いてこられたのも、それが一番の理由かもしれません。
今では、10年近く働いているメンバーが半分くらい。みんな自然と協力し合う空気があって、困っていたらサッと手を貸してくれる。そんな職場です。
私自身、今は4歳と2歳の子どもがいて、2度の産休・育休を経て時短で働いています。16時に退勤する分、業務を引き継がなければいけないこともあるので、限られた時間でやりきる意識は常に持っています。
Message
この仕事に向いている人って、どんな人?
最後に、これから入社される方へのメッセージをお願いします。
まず、コミュニケーションが好きな人ですね。電話がメインになるので、お客様としっかりやり取りできることが大事になります。とはいえ、みんな未経験からスタートしています。PCで文字が打てればOK。私自身も車の知識なんてゼロでしたし(笑)
車の詳細を覚えるというよりも、「この車種はここに積めるかどうか」「この組み合わせだと効率がいいかどうか」など、パズル感覚でルートを組める人はきっと向いていると思います。
それから、服装自由なのも働きやすさのポイント。かっちりしすぎない雰囲気なので、自分らしく仕事ができると思います。